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コロナ禍で赤字だけど何をしたらよいのか?赤字の税金対策とは?
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この記事を読むと
赤字の今必死にやること、赤字の税金対策がわかります。
事業赤字で暗い気持ちだったはずのあなたの気持ちに光を照らして明るい未来像を描くことができます。
具体的に行動していただきます。
会計事務所で13年勤め約3000回の月次監査をしてきた、現在らーめん屋見習い中のFPのわたしが解説します。
この記事を読んで黒字化を目指すあたなに素敵なプレゼント♪
令和3年度税制改正(案)のポイント → こちら
赤字の今必死にやること3選
- 売上にコミットする。
- 固定費を把握する。
- PDCAサイクルを回す。
それでは、解説していきます。
売上にコミットする
売上を上げるために何ができるかを考えてください。
毎日考えているとは思いますが、考えているだけではダメです。
赤字を脱却する、黒字化するには「行動しながら考えること」が必須です。
考えていることを売上目標値(数値化)にします。
前日対比、前月対比、前年対比どの数値をとったとしても101%以上の目標値にしましょうね。
商品別ABC分析を行っているなら、自社の人気商品(強み)がわかっていると思います。
強みを活かすことをまず目標値にしましょう。
- 売上貢献の高い商品のマーケティング強化。
- 売上貢献の高い商品の欠品を防ぐための在庫管理。
- 売上貢献の高い商品への人材と時間を増やす。
- 売上貢献の高い商品の顧客へのサービス強化。
つづいて、その売上目標を達成するための具体的な行動計画を考えます。
(※ちなみに、わたしはスマホメモToDoリストを使って、箇条書きにして毎日みます。色分けは毎日、不定期、期限を決めてやることで分けています。)こんな感じです。↓↓↓
経営計画書といったしっかりしたものを作成しようとするから、足が遠のいてしまいます。
まずは、身近なスマホメモからできることから始めましょう。
リストアップされた行動計画に対して達成までのイメージを一つ一つ行ってください。
そして、イメージできたものだけにしぼって、一日一つ実行(行動)してください。
接客業の場合、お客様に気持ちよく帰っていただくこと。
これが何よりの売上アップです。ホスピタリティ(おもてなし)の精神です。
建設業でも同じだとわたしは思います。
建築物が完成した後の使用するお客様のことを考えることこそがホスピタリティ(おもてなし)だと思います。
どんな業種であれ、その仕事の先には必ずお客様がいます。
コロナが収束し、東京オリンピックが開催される日には、日本人のホスピタリティ(おもてなし)で日本のことを世界にもっともっと知ってもらいたいですね。
明るい未来を見据えて、コロナ禍の今は目の前にある「やるべきこと」に目をむけて一つ一つ確実に前にすすみましょう。
きっと今のあなたの行動がアフターコロナの支えになってくれます。
固定費を把握する
直近の変動損益計算書、もしくは損益計算書を用意してください。
良くご覧ください。
販管費(販売費および一般管理費)に集約されている科目一つ一つの内訳は会計ソフトでご確認ください。
科目一つ一つの中身を確認します。
現状が把握できましたね。
と同時に改善点が見えてきたと思います。
それをまた行動計画におとしこみます。
(※ちなみに、わたしはスマホメモToDoリストを使って、箇条書きにして毎日みます。)こんな感じです。↓↓↓
固定費削減の場合、毎日の行動で削減できることと、費用をそもそもかける必要があるのかという点にわかれると
思います。
毎日の行動で削減できることは今日から是非実行してください。
そして、費用をそもそもかける必要があるのかの検討は、検討日を決めてその日によく考えて検討してください。
ここで注意していただきたいことは、固定費削減に極端に力を入れすぎないことです。
あれもこれもと必要なものまで削減してしまうと、お客様満足や売上の質の低下を招いてしまう恐れがあります。
検討してすぐに結論がでないこともあると思います。
その時は、結論を急がずに「その検討事項を寝かせる」ことも大切です。
問題を先送りにしている訳ではありませんからね。
「検討事項を寝かせている」間もあなたは、売上を上げるために行動し、行動により固定費削減をしています。毎日動いているうちに、ひらめきがあることでしょう。
PDCAサイクルを回す
売上にコミットする、固定費を把握するで行動した結果、できなかった項目があったはずです。
それをなぜできなかったか、検証し、できるようにするためにどうしたら良いか考えさらに行動計画をたてなおします。
P(プラン=目標)
D(ドゥ=行動)
C(チェック=評価)
A(アクション=改善)
PDCAサイクルは時代遅れではありません。
やり方が現代に合っていない場合はあるかもしれませんが。
手段はいくらでもあります。
ツールもいくらでもあります。
自社の資源に合った方法を検討していきましょう。
赤字の税金対策はこれだけ!
- 青色申告の要件をみたすこと。
赤字で、青色の条件をみたして何になると思ったそこのあなた!!
青色申告の条件を満たすことこそが黒字化への近道です!
そもそも青色申告65万控除というのは、きちんと帳簿をつけて(会計ソフトへの入力)申告期限を守り納期限を守り、企業を永続発展するために日々経営努力しているからこそ特別に控除額を与えますという制度です。
青色申告要件を知りたい方は、こちらの記事を先にお読みください。
青色申告の要件をみたすこと
会計ソフト毎日コツコツ入力しても赤字なら65万控除引けないじゃないか。
→黒字化した時に今年の赤字が相殺できます。
赤字なら、税金かからないんだから経費の領収書を一枚無くしても変わらないでしょ。
→3年間のうちに黒字化した時に今年の赤字の金額が相殺できるので、領収書一枚でも大切な経費だという強い認識をしてくださいね。
車の減価償却費を計上しなくても償却は任意なんだからわざわざ赤字増やさなくてもいいでしょ。
→青色申告の要件にバランスシート貸借対照表をつけると思います。そこに記載のある車の金額が、減価償却費を計上しないと時価と大幅にズレてしまい見た目がよくなく健全ではありません。
本記事のまとめ
コロナ禍で赤字の場合今やるべきこと3つ。実行してくださいね。
売上にコミットすること。
売上貢献の高い商品の売上をさらに伸ばしましょう。
売上目標をたて、それを行動計画におとしこみ毎日実行します。
固定費の現状を把握して、改善できるところは改善する。
検討日をきめて、時間を確保ししっかりと向き合う時間を作ってください。
そして、目標→実行→評価→改善を繰り返しましょう。
黒字化の道が必ず見えます。
変化の激しい令和時代に生き抜くためには、様々なことに柔軟に対応し、
自社の得意分野を伸ばし、新たな挑戦に躊躇せず臨みましょう。
必ず、明るい未来が待っています♪
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